先生方へ

二度とあのような悲劇を繰り返さない-2011年3月11日の東日本大震災から12年、私たち宮古市民は、かけがえのない命を奪い、多くの犠牲を強いたあの日あの時を決して忘れません。
そして今、改めて、幾多の地震津波や台風被害等にも屈せず、何度でも立ち上がり、ここ宮古の地で生き、自然を愛し、自然と向き合いながら営みを繰り返してきた私たちの祖先や先人たちの強さ、たくましさに思いをはせるばかりです。「何があっても生き延びろ。命はてんでんこ。生きていればなんとかなる」「自分たちの町は自分たちで守らねば」、家庭であたりまえに話され伝えられてきた数々の言葉が、災害に対するとても大切な教えだったことに感謝するばかりです。
世代を超えて語り継がれてきた災害の記憶と教訓を、私たちから次世代へ、将来の宮古市民へ、語り継いでいくために。過去の自然災害をひもとき、その復興のプロセスや教訓を知ることができる「宮古市災害資料アーカイブ」をつくりました。
災害を知ることは、地域を知ることに繋がります。このアーカイブが、郷土を愛し、その復興と発展を支える人づくり、地域づくりにつながることを願ってやみません。

「防災について学ぼう」コンテンツは、児童・生徒にとっては「自由研究や調べ学習のヒントとなるコンテンツ集」として、先生方には防災授業や社会科見学、体験学習の「事前学習や事後学習に活用できる情報・素材ファイル」として、また、「教育旅行等のプランニングの参考資料」として利活用していただける内容としてまとめています。ぜひ、ご活用ください。

※本ページに掲載しているデータは、2023年3月24日現在の情報です。施設等の諸事情により、営業時間や利用料金等が変更される場合もありますので、ご利用の際は最新情報をご確認ください。