崎山貝塚から人気のキャンプ場までアクティブスポット

海山の恵みを受けた縄文人のくらし「崎山貝塚」

崎山貝塚は約6,000年から3,500年前の縄文時代のムラや貝塚、そしてまわりの環境までもがそっくりそのまま残されていて、当時の生活や文化をまなぶことのできる遺跡です。
崎山貝塚の縄文人たちは海岸沿いのなだらかな地形を利用し、海と山の恵みを受けて生活していました。貝塚からは縄文人が食べた貝や動物などの骨のほか、全国的に古い時期の骨角器、釣り針や銛頭(もりがしら)、クジラや鹿の骨が発見されています。全国的にも貴重な遺跡であるとして、1996年に国の史跡として指定されました。

崎山貝塚縄文の森ミュージアム

出土した貴重な土器などが見学できます。漁や狩りを行っていた縄文人の暮らしと三陸の海の関わりをうかがい知ることができます。

史跡公園(崎山貝塚縄文の森公園)

崎山貝塚の集落と貝塚があった場所は、現在、史跡公園(崎山貝塚縄文の森公園)として整備されています。復元した「竪穴住居」や縄文時代からこの地に立っている「立石」のほか、当時の人々も利用していた「ドングリ」、「クリ」、「クルミ」などの樹木も観察することができます。

宮古のくらし・産業がわかる学びスポット

岩手県立水産科学館

三陸の海底約1,000mを再現した巨大ジオラマ

宮古市の浄土ヶ浜にある岩手県立水産科学館は、全国初の水産専門の科学館です。
岩手のワカメ・サケ・アワビ・ウニ・ホタテの増養殖や昔と現在の漁法と漁具の紹介の他、三陸域に生息している魚介類を巨大ジオラマと15基の水槽で展示しています。
・東日本大震災津波コーナー
・漁具と漁法コーナー 
・サケ・アワビ・ワカメ・ホタテ・ウニの増養殖
・岩手の海底ジオラマ
・「三陸沿岸 浜の魅力」マルチスクリーン

かわい木の博物館

宮古市川井地域は、標高差によりぞれぞれ特徴的な自然を感じることができる豊かな生態系に恵まれています。この森と歴史、文化、生活を結びつけて地域一帯をまるごとミュージアムとして展示したのが「木の博物館」です。川井総合事務所に本館を置き、「ヒバの森」「不伐の森」「ハイマツ大群落」など17の分館(サテライト)を設置しています。各分館は、博物館といっても建物ではなく、森とフィールドに調査結果説明板や樹木プレートの設置、観察コースがつくられ、案内人が同行することにより見学し学習することができます。

北上山地民俗資料館

宮古市川井地域は早池峰山の北面側にあたり、豊かな自然に恵まれています。川井地域の94%が山林のため平地が少なく、夏はやませの影響を受けて冷涼で、冬は厳しい寒さにみまわれます。そうした厳しい自然環境のなか、自然を巧みに利用しながら生きてきた先人の知恵と工夫にあふれた民具、特にも暮らしや仕事を支えた道具が数多く残されてきました。資料館では、民俗調査をもとに旧川井村全域の約400軒に協力をいただき、民俗資料約7,500点を収集、収蔵し、約2,500点を常設展示しています。そのうち1,345点が「北上山地川井村の山村生産用具コレクション」として平成15年に国の重要有形民俗文化財に指定されました。現在では宮古市全域から収集された資料も小国分館に収蔵し、整理作業を進めています。また、「昔の技術と自然の素材で小物作り」をテーマにした小品製作の体験学習も行っています。

キャンプ場

森・川・海を有する宮古市には、キャンプ初心者が楽しめるオートキャンプから愛好家が楽しめるキャンプまで、個性豊かなキャンプ場があります。

キャンプ場を地図で見る

宮古市内のすべてのキャンプ場をまとめて紹介するガイドブック「MIYACAMP(ミヤキャンプ)」。キャンプ初心者から上級者まで楽しめます。

総合レクリエーションパーク「リバーパークにいさと」

閉伊川を望む高台にある、閉伊川エリア随一のアウトドアスポットです。交流宿泊施設「湯ったり館」を中心に、オートキャンプ場、多目的運動場などが10haの敷地に点在。閉伊川での釣りや、山菜採りに自然散策、星空観測など思い思いに楽しめます。