2011年3月11日に発生した東日本大震災は、多くのかけがえのない命を奪い、甚大な被害をもたらしました。
しかし、宮古の自然は変わることなく海岸美をたたえ、宮古のまちは今また生まれ変わり、新たな活気を生みだしています。
震災前、被災直後、復旧・復興後の姿を比べて見てみてください。
三陸復興国立公園・三陸ジオパークの中心に位置する浄土ヶ浜は、宮古の代表的な景勝地。浄土ヶ浜の地名は、江戸時代に宮古山常安寺七世の霊鏡和尚が、「さながら極楽浄土のごとし」と感嘆したことから名付けられたと言われています。宮沢賢治も1917年7月に浄土ヶ浜を訪れた際「うるはしの海のビロード昆布らは寂光のはまに敷かれひかりぬ」という歌を詠んでいます。
宮古市魚市場や宮古漁協が位置する出崎ふ頭には、新鮮な魚介類や山里の幸を揃えた物産販売コーナーやレストランが入る道の駅みやこ「シートピアなあど」があります。出崎ふ頭は遊覧船「宮古うみねこ丸」の乗り場にもなっています。