「生きるために逃げろ。てんでんばらばらでもいいから逃げろ。自分の命は自分で守る、命は『てんでんこ』だからな」
宮古市田老に生まれ、昭和三陸地震津波・チリ地震津波・東日本大震災の3つの大津波を経験した田畑ヨシさんは、地震の被災体験を基にした紙芝居を通して「命てんでんこ」の大切さを伝え続けました。「命の教え」は、災害時の心構えとして、私たち宮古市民の心にしっかりと息づいています。