14時46分に発生した「東北地方太平洋沖地震」は、三陸沖約130km、深さ約24kmを震源に、太平洋沖南北500kmを震源域とするプレート境界域に発生した海溝型の巨大地震です。マグニチュード9.0は国内観測史上最大で、1960年のチリ地震津波等に次ぐ、1900年以降4番目の巨大地震となりました。北海道から沖縄にかけての太平洋沿岸で高い津波が観測され、死者19,747人、行方不明者2,556人、住家被害も建物の全壊半壊一部損壊合わせて1,154,893棟と未曾有の甚大な被害となりました。(『国土交通白書2021』)
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浸水した市役所前交差点。波に飲み込まれた車のクラクションの音がしばらくの間、鳴り響いた後、アタリはひっそりと静まりかえった
倒壊した家屋が引き波によって宮古湾へと流れ出ていく
※写真出典:「広報みやこNO.139 2011年6月1日号)」(右写真提供:宮古漁協組合)
岩手大学地域防災研究センターより
https://rcrdm.iwate-u.ac.jp/download2/download/