東日本大震災から得られた実情と教訓を伝承する施設で、次の項目のいずれか一つ以上に該当する施設を「震災伝承施設」といいます。震災伝承ネットワーク協議会(事務局:国土交通省東北地方整備局)が認定しています。
[項目]
❶ 災害の教訓が理解できるもの❷ 災害時の防災に貢献できるもの
❸ 災害の恐怖や自然の畏怖を理解できるもの
❹ 災害における歴史的・学術的価値があるもの
❺ その他(災害の実情や教訓の伝承と認められるもの)
分類 | 名称 | 所在地 |
---|---|---|
❶ | ▶津波到達点 | 田老 |
❶ | ▶津波記念碑 | 田老 |
❶ | ▶震災伝承看板 | 新川町 |
❶ | ▶津波石碑(大海嘯記念) | 日立浜町 |
❷ | ▶津波伝承看板(シートピアなあど) | 臨港通 |
分類 | 名称 | 所在地 |
---|---|---|
❸ | ▶津波遺構たろう観光ホテル | 田老 |
❸ | ▶たろう潮里ステーション | 田老 |
❸ | ▶市民交流センター防災プラザ | 宮町 |
❸ | ▶田老防潮堤 | 田老 |
❸ | ▶震災メモリアルパーク中の浜 | 崎山3地割 |
宮古市以外の「震災伝承施設」は、こちらをご覧ください。
3.11伝承ロードのサイト
▶https://www.311densho.or.jp/introduction/index.html
三陸沿岸各地には、さまざまな災害の口伝や教訓などを記録した「自然災害伝承碑」が数多く残されています。宮古市には、津波災害や台風・洪水、土砂災害、火災などの石碑があり、国土地理院ホームページには41基の石碑が登録されています。私たち宮古市民は、先人たちが残してくれた石碑の教えを今も守り続けています。
東日本大震災の経験を忘れずに、後世に伝承するための一つの方法として、津波到達地点を街の中に表示する取り組みを進め、市内49カ所に表示板があります。